昔のお年玉はお餅だったそうで、調べてみると昭和30年代後半あたりから、今のようにお金になったといわれています。お年玉は何気なくあげていたんですが、きちんと考察してみるとなかなか面白いです。
目次
■お年玉とは
単に年玉(としだま)ともいう。現在では特に子供に金銭を与える習慣及びその金銭の意で用いられている。
年末に贈られる歳暮と異なり、目上の者が目下の者に贈るのが特徴。
子から親への新年祝などの場合には表書きを「お年賀(御年賀)」とする。
子供たちにとってお正月は、何が嬉しいかというと、「お年玉」ですよね。
昔のお年玉はお餅を渡していたらしいですね。
室町時代からは、茶碗や扇などもあったようです。
時代は変わり、今では、お年玉の額も年々増えて、
子供たちは、新学期がはじまると、
今年はいくらもらった、とか
今年は少なかった、とか話が弾むようです。!!(;゚ロ゚ノ)ノ
子供同士の生意気な会話のようですが、
それだけお年玉は子供たちにとって、言葉は悪いですが
お正月だけの許されたお小遣い稼ぎということでしょうか。∑( ̄□ ̄;)ナント!!
■お年玉の相場はどれくらい?
お年玉は、毎年あげる金額で迷う人もいるみたいですね。
子供の年齢によっても額は変わってきますから、
大きくなればそれだけ、上げる金額もおおきくなり
あげる子供が多い家庭では大変とも聞きます。
お年玉は一度あげると下げられませんから、
あげる時は、将来のことも考えて決められた方があとあと助かります。
兄弟姉妹、親戚同士で額を決めていると
迷うこともなくスムーズに事が運びます。
一応 日本の平均を調べてみました。
小学生(低学年)2000円~3000円
(高学年)3000円~5000円
中学・高校 5000円~10000円
大学生 10000円
平均の目安も、
それぞれの家庭の事情やその地域とかで変わってきますし。
大事なのは、やはり気持ちのようです♪
■お年玉に代わるものって何がいい?
お金の意味を知らない赤ちゃんには、
おもちゃ、お菓子などを用意してあげると喜びますね。
3歳~未就学児でも、おもちゃや絵本が
かなり喜ばれたりします。
一方、お年玉は、
あげる子の親や家族との「お付き合い関係の度合い」によって、
判断することもあります。
「お付き合いの度合い」によっては、
たとえ、お金の価値がわからない赤ちゃんでも、
ポチ袋に入れてあげたりする場合もありますね。
■お年玉をやる範囲はどこまで?
めったに合わない親戚とかいますよね。
従妹の子供などは、会う機会も少ないと思います。
しかし、そんな子でも出かけ先で偶然出会ったりすることがあります。
そんな時のために、ポチ袋と、小銭を何枚か用意しておきましょう。
中身は1000円札1枚で十分だと思います。
合わなかったら、それはそれでいいことですから
もしものためにも、用意されておいた方がいいです。
ポチ袋がなかったら、ティッシュに包んで渡してもいいです。
その際、ポチ袋がない無礼を詫びて渡してくださいね。
また、子供がいらっしゃらない場合、
ずっとあげ続けなければいけないというストレスがあるという方もいらっしゃいます。。
( ̄д ̄)r-oO…ハァ
あげる子供さんが小さい間は、1000円でも2000円でも、
無理をしない範囲であげればいいと思います。
じゃあ、大きくなった場合はどうする?
ご自分のできる範囲でやられたらいいと思います。
気持ちがこもっていたらいいと思いますよ (⌒‐⌒)ふっ
それで相手から やれ少ないのどうのこうの思われるなら
それまでのことです。(笑)
しかし、あげた相手からは、お年玉という形でなく、
違った形で返ってくるという考えもありますね。
小さい頃、お世話になった人のことは
一生忘れませんから…
人生、捨てたもんじゃありません (*´∀`*)
めでたいお正月ですもの
あげるほうも、貰う方も
心がふわ~っとハッピーになれるようなそんな“お年玉”にしたいものですね。
■お札はポチ袋に入れて新札で
お年玉のお札は、新札をご用意くださいね。
新札といえば、ATMでおろした時、何枚か入ってる場合があるんですよね。
とても嬉しくなりません?
私はめちゃ嬉しくなります (゚∀゚ノ)ノキャー
お買い物で手元に新札しかない場合、
支払いに出すのが悔しいくらいですww
折り皺の入ってるお札より、
新札は人を幸せにするパワーがあるんですよ~☆彡
同じお金に変わりはないんですけど、
新年には、新札ですっ!! (笑)
銀行もATMも早くから用意しないとしまってしまいます。
早めに用意しといた方がいいですね。
■お札の入れ方を知ってますか?
ポチ袋へ入れるお札の入れ方にもマナーがありますので、
ご紹介しますね。
紙幣は肖像があるほうが表です。
開いたときに表が見えるよう表を内側にし、
左→右の順にゆるやかに3つ折りします。
袋の大きさによっては4つ折りにすることもありますが、
縁起が悪いのでできるだけ避けるようにしましょう。
ぽち袋を表に向け、折った紙幣(右側がかぶさった状態)を、
天地が逆さまにならないようにして入れます。
硬貨も表にして入れましょう。
硬貨は、絵柄・漢数字のある方が表です。
製造年が刻印されている方が裏になります。
そして、
ちゃんと名前を書いたポチ袋に入れて
「おめでとう~」といって渡してあげてください
ヽ(*´∀`)ノオメデト─ッ♪
まとめ
年に一度のお年玉を子供たちは楽しみにしています。大人は大変ですがお正月の大切なマナーです。
新年子供たちが希望をもって前に進めるように、お年玉には心を込めてあげたいものです。