毎年 節分の日の2月3日には、節分豆で鬼を追い払い恵方巻を食べて無病息災を祈ります。お寿司は1本、切らずにそのまま丸かぶりするのですが、始まりの説にはいろいろあるみたいですね。また2019年の恵方についてもご紹介します。
節分とは雑節のひとつで季節の節目である立春、立夏、立秋、立冬の前日のことで
四季の終わりの日を示します。
年に4回ありますが、
今では立春の前日だけに節分行事が行われています。
2月3日の、まだまだ寒さが厳しい時期に行われる節分には
豆をまいて鬼を追い払ったり、恵方に向かい太巻き寿司を食べて過ごします。
今回は節分になぜ恵方巻きを食べるようになったのか、また今年の恵方についてまとめてみました。
目次
■まだあった!節分に恵方巻を食べる理由
節分の夜は“恵方”を向いて、大きな太巻きをまるごと1本
無言で食べると無病息災で1年が過ごせるといわれていますね。
スーパーや百貨店では、節分巻きの特設コーナーが設置され
まとめて3本、5本とお寿司が飛ぶように売れていきます。
恵方巻の始まりの話は多く存在するようで
元々は、小売業界の宣伝活動から始まったようです。
https://seikatuwaza.com/3019.html
関西では“まるかぶり寿司”の名前で昔から行われていましたが
全国的に広がったのは、ここ10年ほどだといわれています。
しかし、旧暦では、節分は大晦日で立春はお正月に当たるるとされ
ならば、節分にあたる大晦日にはおそばを食べて、立春にあたるお正月にはお節を食べればいいんじゃない?って思いません?
しかし、私たちはすでに新暦で
大晦日とお正月には年越しそばとお節を食べちゃっています。
同じものをひと月あまりのうちに、たとえ縁起物といえども
食べる気はしないし、新旧ごちゃ混ぜってのも考えられません(^o^; )
そこで!
何か節分にぴったりの食事がないかとしていたところに、
恵方巻がこれまたピッタリとハマったみたいなのです。
大阪の花街から始まり海苔業界も加わって
【節分の日】と【恵方巻き】が結びつき、幸福寿司として瞬く間に広がっていきました。
https://seikatuwaza.com/1412.html
恵方巻と節分の謂れって
意外とシンプルなんですね (;’∀’)
■2019年!今年の恵方は東北東
恵方は、その年の幸運を招く方角のことで毎年変わり
お正月に年神さまが来る方位の事。
今年の恵方は『東北東』♪
その方角は十干(じっかん)で決まるとされています。
「子」「丑」「寅」…など、年を数えるのが十二支なら
1ヶ月を上旬、中旬、下旬と十日ずつに分けた、その十日 を単位にしたものが十干です。
この十干と十二支を組み合わせた「十干十二支」を、一般に干支(えと)と呼び
10と12の最小公倍数である60通りの組み合わせができます。
還暦を60歳でお祝いすることは、十干十二支のサイクルが一巡し、
生まれた年に戻ることの名残ということになるそうですよ。
日本では干支=十二支という意味に使われると思っていましたが
十二支の由来を調べると、この二つは別物だということがわかりちょっと驚きです ( ..)φメモメモ
そういうことで2019年(平成31年)の恵方は
己亥(つちのとい)で東北東です。
節分の夜は“恵方”を向いて、大きな巻き寿司をまるごと1本
無言でお願いごとをしながら食べると無病息災で1年が過ごせるといわれています。
東北東の恵方を向いて『恵方巻き寿司』をまるかぶりして頂いてください ٩(ˊᗜˋ*)و
まとめ
1年を24に区切り表す「二十四節気」は、古代中国から伝わった暦で
立春から始まり立夏、立秋、立冬と季節は流れていきます。
季節の変わり目である時期は体調も崩しやすく邪気を祓う意味で節分行事が行われています。
雑節である節分は年に4回ありますが、次第に春だけに用いられるようになったといわれています。
恵方は毎年変わりますが、今年の恵方は東北東です。