こんにちわ、kanauyoです。
ヘバーデン結節を知ってますか?
主に40代以上の中高年女性に多く見られる病気のようです。
ある調査によると50代の女性の約3割、
70代では約5割といい、男性の10倍なんだそうです。
じつわ私もヘバーデン結節なんですよ。
そこで今回はヘバーデン結節の原因と症状、治療法や予防法についてまとめてみようと思います。
私が発症したのは40代中頃だったと記憶しています。
腫れて痛かったのですが、我慢できる痛さのため、病院嫌いな性分もあって
鎮痛剤を飲んだり湿布したりしてごまかしてました^^;
そのうち、痛みも軽減していきましたが、指の形は変形し、
まるで男の人の手のように関節が膨らんでゴツゴツになっています↓(* ´艸`)
あれは一体何だったのだろうと思うくらい、
いつの頃からか、痛みも全くなくなったので現在までそのままにしています。
有る日、接骨院で肩こりの施術をしてもらってた時に
指を見た先生が「ヘパーデン結節だねっ」て教えてくださいました。
ネットで調べてみると、症状もヘバーデン結節そのものでしたw
目次
■へバーデン結節の原因は?
行きつけの整形外科の先生に聞きましたが、
主に40代以上の女性に多く見られる病気のため、
(ある調査では50代で3割、70代で5割だそうです)
加齢が原因ともいわれているようですが、実際のところは原因不明の病気みたいです…。
ヘバーデン結節は、手指を使う仕事をしている人に多く見られることから、
手を使っての重労働や裁縫、農業などなど、よく手仕事をしていた人に多いといわれています。
その他
やや肥満気味のうえに運動する習慣がない方や、
コーヒーや緑茶などのカフェイン入りの飲み物を好み、ふつうの水を飲まない方もなりやすいそうで
母親やおばあちゃんがヘバーデン結節だった場合は
体質が似ているためこれまたなりやすいともいわれているようです。
遺伝や体質もあるんですね。
私の場合、83歳で亡くなった実母の手はヘパーデンもなく指先に向かって細い
とてもきれいな女性らしい手だったんですよね。
おばちゃんは小さい頃に亡くなったのでわかりませんが
実母からもそんな話は聞いてないので、遺伝は関係ないのかなって思います。
私の場合は考えられるのは、やや肥満気味でコーヒーが大好きだということ。
仕事でPC作業が多く指を酷使しているということ でしょうか。
さらにヘバーデン結節は圧倒的に女性に多く、男性の約10倍といわれていることから
ホルモンが影響しているのではという説もありで、
私の場合も更年期頃に発症したのでホルモンも関係してるのかなって^^;
こうしてみると本当に、何が原因かが定かでない原因不明の病気といえますよね。
■ヘバーデン結節の症状は?
ヘバーデン結節の大半は人指し指から小指にかけて
第1関節が赤く腫れたり、痛みが出たり曲がったりします。
(母指(親指)にもみられることもあるようです)
引用元:オクノクリニック
症状は関節の変形や運動障害(関節の曲げ伸ばしが困難な状態)が多く、
指先に力を込めたときには痛みを伴ったりします。
レントゲン検査では関節のすき間が狭くなったり、
骨棘(骨のとげ)形成などの所見を認められるそうです。
第1関節の動きも悪くなり、また、第1関節の近くに水ぶくれのような
透き通ったでっぱり(ミューカスシスト(粘液嚢腫))ができることもあるそうです。
私は痛みもそうひどくなく、ミューカスシスト(粘液嚢腫)もなかったです。
ヘバーデン結節は、左右対称に症状が出るのが特徴だといわれていて、私も両手にヘパーデン結節があります 泣
■ヘバーデン結節の治療は?
引用元:オクノクリニック
治療法はテーピングや関節内ステロイド注射などで手術は少ないみたいですね。
保存的療法としては、局所の安静(固定も含む)や投薬、局所のテーピングなど。
急性期では少量の関節内ステロイド注射なども有効だそうですよ。
保存的療法で痛みが改善しないときや
変形がひどくなり日常生活に支障をきたす場合は、手術を進められたりします。
手術法にはコブ結節を切除するものや人工関節を入れる手術も行われますが、
いずれも30分から1時間程度、入院してもせいぜい1泊ほどだそうです。
■ヘバーデン結節の予防は?
へバーデン結節は関節の摩耗が進行する病気なので、
進行を止める方法は確立されていません。
指先の酷使による、指先の関節の弱体化があるため、
指先に負担がかからないように日ごろから気をつけることが、
ヘバーデン結節の予防、そしてヘバーデン結節の悪化防止になるとされています。
炎症がひどくて痛いときは無理して使わないように。
指や手首に痛みを感じたら、作業をやめて流水で2~3分冷やしたり、
冷たい湿布やアイシングのスプレーを使ったり消炎鎮痛剤のロキソニンなどで対処してみてください。
私もそうしながら過ごしました。
へバーデン結節は軟骨を含む関節の構造上の劣化なので、
指が多少曲がっていたり、関節部がボコッと出ていますが、元に戻ることはないといわれています。
少し不格好ですが、命にかかわる病気ではないということが少しは救いかなって…(^_^;)
ただし、へバーデン結節は関節リウマチとよく似ている疾患ですので、
症状がある場合には、整形外科専門医の診察を受けるようにしたほうがいいでしょう。
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まとめ
へバーデン結節は40代以降の女性に多い病気で、指の変形を伴いますが、生命に別状をきたすようなことはありません。
調べてみると日本人の約半数位はある程度の年齢以上になると、へバーデン結節をもっている方が多くなります。
もちろん、自慢じゃないですが、私の指はヘバーデン結節です。
始めこそタオルを絞るのさえ痛くて腫れてましたが、今じゃ普通の生活をおくれていますw
はじめての症状は不安でしょうが、無理しない程度に手を使ったり、局所的な冷却(氷嚢など)や冷シップなどで対処して様子をみてください。元のような手にするには早めに診察を受けることで治るようです。私のように放っておいても命にかかわるような病気ではないので安心してください。かならず痛みがなくなって楽になる日が来ます。