こんばんわ、kanauyoです^^
さて、ナシの木には、白い小さな花が咲くんですね。
果実の梨は知ってても、花は見たことがないという方は多いと思いますが私もそうでした(;^_^A
調べてみると白くて可憐な花が咲くんですね^^
今回は梨の基本情報や梨(ナシ)という名前の由来、花言葉などについても迫ってみようと思います。
目次
■梨の基本情報
出典:ウイキぺディア
日本で単に「梨」と言うと通常はこのうちの和なしを指すそうです。
中国から日本南部に分布するヤマナシからの改良品種で、
熟果の果皮が黄褐色の赤ナシと、果皮が黄緑色の青ナシがあります。
現在では幸水、豊水、二十世紀、新高の4品種で収穫量の約9割を占め、
このほか、近緑種の品種群に洋ナシ、中国ナシがあるとされています。
日本では古くからナシが栽培されていたようで、
『日本書紀』持統天皇の条には、
すでにナシの栽培を全国に進める記述も残されています。
ナシは歴史のある木なんですね。
分類:バラ科 落葉中高木
樹高:10~15m
原産地:日本、中国、韓国
学名:pyrus pyrifolia
英名:Japanese pear, Asian pear, Sand pear, Nashi Pear
和名:梨
別名:有りの実(アリノミ)
花期:4~5月
実熟期:8~10月
実色:黄褐色、黄緑色
花色:白
■梨の木は吉兆の木?
梨を植えれば『何も無し』とされ、吉兆の木ともいわれています。
しかし、日本では『無し・無い』に通じるため、
財産や幸運がなくなることを忌み嫌い
屋敷内に植えることを避ける傾向もあるようです。
一方、家を建てる時に盗難除けにナシの木材を使ったり、
鬼門の方角にナシの木を植えたりして、『何も無し・鬼門も無し』というように
縁起の良い意味に転じて厄除けにするという分化もあります。
解釈次第で、どうにでもなるのが面白いといえば面白いのですが、
ナシが『無し』に通ずるのを忌み嫌い、
『有の実(アリノミ)』という反対の意味を持たせた別名もあり面白いですね。
■梨(ナシ)の名前の語源は?
学名「Pyrus(パイラス)」は、
ラテン古名で「ナシの木」を意味します。
和名のナシの語源については諸説あるようですね。
中心部ほど酸味が強いことから「中酸(なす)」が転じたという説。果肉が白いことから「中白(なかしろ)」あるいは「色なし」が転じたという説。風があると実らないため「風なし」が転じたという説などがあります。
別名の『有の実(アリノミ)』は、ナシが『無し』に通ずるのを忌み嫌ったため反対の意味の名前をつけ厄除けや縁起をかついだとされています。
梨は海外でも食されており、英語でナシは「Pear」、シャリシャリした食感から砂のナシという意味で「Sand pear」。中国を原産とすることから「Asian pear」「Chinese pear」と呼ばれ
日本のナシは「Japanese pear」や「Nashi Pear」などと呼ばれるほか、果実の外見がリンゴによく似ていることから「Apple pear」と呼ばれたりと様々な名前で呼ばれているそうです。
■ナシの花言葉
梨の花言葉はステキなものが多いんです。
とても珍しいのですが、花や果実、梨の木でさえ花言葉があるんですよ~
しかもどれも、優しく寄り添うような穏やかな花言葉が揃っています。
では見てみましょう。
<梨の花の花言葉>
「愛情」「慰め」「純潔」「和やかな愛情」「優しい思い」
梨の花は純白で5弁の花は魔除けの力があると伝えられています。
穏やかで優しく、清楚と言う言葉が似合いそうな花言葉が揃っています。
<梨の果実の花言葉>
「愛情」
これは花の季節が終わり、果実が実り枝がしなる姿がお礼をしているように見える事から「愛情をかけて育ててくれたことに、梨がお礼をしている」と考えられたため、と言われています。
<梨の木の花言葉>
「慰め」「癒し」
梨の原産地である中国の歴史にちなんだもの。
中国では梨の花の美しさを、雪景色に見立てて「梨雪」と呼び、古くより開花時期や季節が来ると梨の花を愛でる文化があり、8世紀~9世紀の「玄宗皇帝」が梨の庭園で音楽を演奏させ、疲れを癒していたことに由来します。
<梨(ナシ)全般の英語の花言葉>
「affection(愛情)」
<梨の誕生花>
4月20日、4月30日
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まとめ
いかがでしたか?ナシ(梨)は、バラ科ナシ属の植物、もしくは果物として食用にされるその果実のこと。和ナシ、中国ナシ、洋ナシがあり、日本で単に「梨」と言うと通常はこのうちの和なしを指し、古くから栽培されていたとされています。梨を植えれば『何も無し』とされ、吉兆の木とされてますが、『無し・無い』に通じるため忌み嫌われ『有の実(アリノミ)』という反対の意味を持たせた別名もあります。花言葉も愛情に満ちたものが多いのでプレゼントとしても喜ばれるかもしれませんね。