秋は美味しい物も多い季節ですが、花も美しいですね。
実は春に七草があるように、秋にも七草があります。
春の七草は七草粥でも有名なので、
知ってる人も多いようですが、
秋の七草はススキや桔梗くらいしか思い浮かばない方も多いのでは…。
秋の七草ってどんな種類があるのでしょう。
秋の七草の時期!
秋の七草の覚え方を紹介してみたいと思います。
目次
■秋の七草とは
秋の七草の時期は、旧暦の7月~9月。
新暦でいうと、9月の中旬頃から初秋の頃ということでしょうか。
秋の七草はお月見には欠かせません。
中秋の満月も旧暦の8月15日ですから、その時期には秋の七草であるススキや桔梗を飾ります。
ススキ、ナデシコ、キキョウ、ハギ、クズ
フジバカマ、オミナエシ、の7つを言います。
漢字で書くと次のようになります。
秋を彩る植物として親しまれていますね。
・萩(ハギ)
・薄(ススキ)
・桔梗(キキョウ)
・撫子(ナデシコ)
・葛(クズ)
・藤袴(フジバカマ)
・女郎花(オミナエシ)
■秋の七草は食べれるの?
春の七草はお粥に入れて無病息災を願うものですが
秋の七草は食べずに眺めて楽しむ花といわれています。
しかし、秋の七草の中にも食べられるものもあるようですね。
ススキはイネ科の植物なので
工夫すれば食用になるようですが、どうもイメージがわきません><;
キキョウ(桔梗)は韓国では一般的な食材(韓国名:トラジ)とされてますし
クズ(葛)は日本でも「葛餅」として有名です。
『葛粉』などに加工され食用されてます。
また、葛の花は天ぷらにすると美味しいようですよ。
いずれにしても、春の七草は食べられる野草ですが、
秋の七草は花になります。
やはり、『見て楽しむ』に留めておいた方が良いようです。
まぁ、秋は野山に美味しい果実がたくさん実ってますし、
無理に、食用にして食べる必要もないかと…(;´∀`)
■秋の七草の覚え方
秋の七草って何かをする行事もなく、
そのためか意外に覚えられず、すぐに忘れてしまいます。
この際、覚えてみませんか?ちょっとした自慢にもなりますよ。
意外と簡単に覚えられますから
頑張ってみましょう ٩(ˊᗜˋ*)و
1、五・七・五・七・七 バージョン
五七五七七のリズムにあわせて、歌うように何度か唱えると覚えやすいそうです。
大きな声でハキハキとリズムよくがコツ ٩(ˊᗜˋ*)و
春の七草:「せり なずな/ ごぎょう はこべら/ ほとけのざ/ すずな すずしろ/はるのななくさ」
秋の七草:「はぎ ききょう/ くず おみなえし/ ふじばかま/ おばな なでしこ/ あきのななくさ」
2、頭文字語呂合わせバージョン
七草の頭文字を並べて、何か意味を成す文章に語呂合わせしてしまいましょう。
並べ方は自由。自分なりに考えてみるのも楽しいものです。
コツはインパクトが強い文章にすること。なんだそうです ٩(ˊᗜˋ*)و
・おすきなふくは
お おみなえし
す すすき
き ききょう
な なでしこ
ふ ふじばかま
く くず
は はぎ
・ハスキーなおふくろ
ハ ハギ
ス ススキ
キ キキョウ
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な なでしこ
お おみなえし
ふ ふじばかま
く くず
ろ
・フナオ君は好き?
ふ ふじばかま
な なでしこ
お おみなえし
く くず
は はぎ
す ススキ
き ききょう
出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/220567/
どうでしょうか、五七五七七のリズムと頭文字語呂合わせで
意外とすんなり覚えられそうですよね。
私も作ってみました(〃艸〃)ムフッ
(感情の)起伏はなおす
き ききょう
ふ ふじばかま
く くず
は はぎ
な なでしこ
お おみなえし
す すすき
パートナーとのすれ違いや子育てでイライラしたり、
女性特有の不定愁訴で急に悲しくなったりしたことはありませんか?
そんな時に、作ってみましたw
みなさんもオリジナルな語呂合わせを作ってみて楽しんでください^^
その方が覚えやすいと思います((´∀`*))
▶ 関西で楽しむ秋の花!萩(ハギ)の花が見れる名所をご紹介
▶ 関西で楽しむ秋の花!ススキ(薄)が見れる名所をご紹介
▶ ススキに多くの漢字と呼び名があるのは何故?種類や歌も知りたい!
▶ 秋の七草の由来と薬効 花言葉を調べてみた。
まとめ
秋の七草は春の七草と違い馴染みが少ないようで、きちんと全部言える人も少ないですね。
この際キチンと覚えて自慢しちゃいましょう^^
ススキや葛、女郎花など山野を歩く機会があったらぜひ探してみると楽しいですね。