冬に大活躍してくれたダウンジャケットやコート、ニットなどはクリーニングに出すと半端なく高くつきますよね。これが自宅で洗えたらどんなに節約になるだろうって思いませんか?
どうにか自宅で洗える方法はないのかとリサーチしてみると…ありましたよ!
コツさえつかめば自宅で洗えるんですってーー ٩(ˊᗜˋ*)و
冬物衣類ってクリーニング代がかさみますね。
ユニクロの1万円ほどのダウンで
クリー二ングに出すと3000円はかかります。
しかも、クリーニングに出しても、
高い割に汚れが全然落ちてなかったりして… 怒
使うたびに出してたら、3年も着たら
新しいダウンが買えちゃうってことに ヽ(*’0’*)ツ ワァオ
この際、自分で洗えないのかな?って
洗濯のタグを見ても、なんだか難しいです (゚д゚)?
例えばね。
Tシャツが「綿100%」なのに
洗濯マークが「ドライ」になっていて、
手洗いマークにはバツ印がついていたり。
でも「綿100%」でドライっておかしくない?
綿100%だとジャブジャブ洗っていいんんじゃないかと思うんだけどね…
何がどう違うんだろう?
首元や胸もとに刺繍やビーズがあるから?、
何とかわかるような気もするけど
それにしても綿100%で「ドライ」は引っかかります (゚д゚)?
簡単に言うと
「素人は手を出すな!」といってるのでしょうかね。
メーカー側から見たら
「縮んで着られなくなった ヽ(`Д´)ノ 」
「色が落ちてしまった ヽ(`Д´)ノ 」
「どうしてくれるんだ ヽ(`Д´)ノ 」
というクレーム対策のようにも見えてしまいます。
まぁね 確かにそれもアリですが
洗濯のプロの方や、クリーニング店の方に聞いてみると
「ドライ」でも、コツさえつかめば自宅でうまく洗えるそうなんですよ。
では早速、プロの方の裏技を参考に
家庭でも洗えるダウンの洗濯方法をご紹介しますね ٩(ˊᗜˋ*)و
■ダウンジャケットの洗い方
まずは準備をしましょう。
汚れが目立つ部分をチェックから。
袖口・ポケット・襟元・裾などですね。
実際に洗うとなると、水を含んだ服で汚れを探すのは大変ですから
乾いた状態で探していったほうが探しやすいんです。
ファーは水洗いすると固まりますから取り外しますが
もし、取り外せないならクリーニング店に持っていくしかないでしょう。
そして、フードは洗いにくいので外して別洗します。
ここで、表地がウールのダウンは裏地に化繊を使っています。
違う素材の組み合わせは、別々の洗い方が必要なんだそうで
素人には少し大変みたいですから専門店に相談した方がいいかもしれません。
では、いよいよ洗濯に入ります。
1、特に汚れている部分をつかみ洗いする
乾いた状態でチェックした汚れのひどい部分を洗っていきます。
袖口・ポケット・襟元・裾など、汚れが目立つ部分は40度ぐらいのお湯で濡らしてから
スポンジに原液をつけて指先でつかんだり叩いたりして洗います。
出典:http://www.kao.com/
お湯を使うのは水より繊維に洗剤が入りやすくなるためです。
お湯を使うことで汚れが溶け出しやすくなります。
また、どんな生地でもゴシゴシこすると表面が毛羽立ち
風合いがダウンします。決してこすってはいけないそうです。
そして、襟元につくファンデーションや口紅は油汚れですから
台所用洗剤を少量つけてお湯で洗えばOKです。
2、浴槽にお湯をため洗剤を溶かして全体を踏み洗いする
ジャケット全体を浴槽で洗っていきます。
洗濯機の中で洗うのもいいですが、浴槽の方が洗いやすいです。
くるぶし深さにためたお湯に中性洗剤を少量溶かして
ダウンを入れて足で踏んで汚れを押し出します。
ここで、
洗濯で使う中性洗剤といえば、
いわゆるおしゃれ着洗いって奴です。
わからない方は洗剤の裏の表示を確認してみてください。
液性に「中性」と書いてあれば、それが中性洗剤になります。
エ〇ールとかアク〇ン、香りつづくト○プ、スタイルフィ○ト、ふんわりニュービ○ズジェルとか
あとファーファも中性ですかね。
ほとんどの洗剤は弱アルカリ性か中性ですが
弱アルカリ性は中性に比べて洗浄力が高く、
中性は弱アルカリ性に比べて衣類にかかる負担が少ないといわれています。
普通、肌着などの綿をじゃぶじゃぶ洗うのは弱アルカリ洗剤が多いですが
絹やカシミアなどのオシャレ着洗いには中性洗剤が適しているんだそうです。
洗剤もいろいろ種類があって難しいですが、
洗剤の裏の表示をみて、液性に「中性」と書いてあれば、それが中性洗剤になります。
そういうことで、
ダウンは中性洗剤で洗ってくださいね。
ここで注意ですが、ダウンは厚みがあるため、洗剤が残りやすいです。
洗剤の残りは黄ばみの原因になりますから
洗剤は通常の半分の量に減らして洗うようにするといいですよ。
3、シャワーをかけながらお湯で踏みすすぎ洗いする
浴槽の中で踏み洗すると、
ダウンの汚れが押し出されお湯の色が濁ってきます。
何年も洗ってないダウンは、
お湯が真っ黒くなるほど汚れが出てくる場合も。。。
次は、浴槽の栓を抜いて汚れたお湯を捨てましょう。
シャワーでお湯をかけながらさらにダウンを踏み汚れを押し出してすすいでいきます。
洗剤がダウンに残らないように完全に洗いながしてください。
※このあと、お湯を浴槽に入れ柔軟剤も入れ、しばらく待って水を抜いてもいいです。
4、脱水機で3分間脱水する
脱水機にいれて、まずは3分間脱水します。
まだ濡れているようなら更に2分間脱水してください。
排水溝から水が出なくなったら完了です。
もし排水溝が見えない場合でも、脱水は5分以内にとどめるようにします。
5、ハンガーにかけて完全に乾かす
厚目のハンガーにかけて形を整え、風通しのよいところで丸1日は陰干ししましょう。
表面だけでなく、中身の羽毛がほぐれて空気を含むようになるまで
完全に乾かすのがポイントです。
6、仕上げは乾燥機に20分かけて中の羽毛を膨らませる
完全に乾いたら、乾燥機を20分間かけます。
陰干しのあと、さらに乾燥機にかけて熱と空気を入れることで
ダウンの羽が広がりふわふわに仕上がるんだそうですよ~☆
乾燥機がない場合はコインランドリーを利用しましょう。
コインランドリーの大型乾燥機を使うと、
ダウンをより大きく回転させて羽毛を均等に広げるため、
家庭用の乾燥器よりもむしろコインランドリーの大型乾燥機の方がしっかり戻るんだそうです。
これで新品同様のふんわりダウンの完成です♪
来年もまた気持ちよく着れますね ٩(ˊᗜˋ*)و
参考書籍:からだにいいこと
まとめ
水よりもお湯で洗うことで汚れが落ちやすくなります。汚れた部分をゴシゴシこすって落とそうとしますが
デリケートな素材はもちろん、どんな生地でもこすらないことがポイント。
また少しでも濡れていると繊維同士が絡まって寝ぐせ状態になり、乾燥機にかけた時には縮みの原因にもなるんだそうです。
記事をもとにこれらに注意して洗ってみてください。ダウンが自宅で洗えると大きな節約になりますね。