最近御朱印がブームになっているようですね^^
聞くところによると2~3年前の10倍以上だとか。
本格的な御朱印ブームの到来のようです。
さて御朱印とは何でしょう。
御朱印のマナーは?料金は?
そういうことで御朱印について色々調べてみました。
若い方や初めての方は、
御朱印のことがさっぱりわからないと思います^^;
御朱印の頂き方や作法、御朱印帳はどこで買えるのか等
私なりにまとめてみましたので参考にしてみてください。
目次
■御朱印って何?
御朱印とは神社やお寺で参拝した印のようなもので、
朱色の印、つまり“はんこ”です。
紙の中央にドーンと押されている御朱印は、
篆刻(てんこく)という独特の書体が多いですが、
中には宮司が考案したものもあるのだそうですよ。
そして、その印(はんこ)の上には墨で神社名が書かれています。
また御祭神などが書かれることも…
右側には神社に古くから伝わる社紋。
地域名やご祭神、神社の由来にかかわる言葉など
各神社によってさまざまな印が押され
「奉拝」という言葉が墨で書かれています。
※「奉拝」とは、つつしんで参拝いたしました。という意味。
左端には、参拝した日付けを入れてくれます。
数年後に見返せばその日のことが思い出され旅の記録にもなります。
■御朱印をいただく作法は?
御朱印は神社・お寺のどちらでもいただくことが出来ますが
必ず参拝の後にいただくのがマナーです。
神社では初穂料。
お寺では納経料を納めて授与されます。
御朱印帳と初穂料または納経料を用意して参拝へ行くと大丈夫です。
中には、もっているお寺(神社)の御朱印帳に、
神社(お寺)の朱印を押していただいても失礼にならないのかと気になるところですが
御朱印帳も、神社・お寺と、どちらでも使えます。
もともと朱印帳はお経を納めた証としていただいていたものとされ納経帳ともいいます。
人によっては、神社用とお寺用に分けている方もいらっしゃいますが
どちらも混同してもいいとされています。
御朱印は参拝の証として授与されています。
読経・看経、参拝した後に証としていただきましょう。
■初穂料・納経料の料金は?
初穂料・納経料を納めるというのは寄付行為ですから、
基本的には相場はあっても決まった額というのはありません。
初穂料の相場は300円~500円ほどです。
何も言わない神社があったとしても
「多めに参拝料を払ったから、改めて初穂料はいいか!」とは考えないことです。
あなたのために筆を執って記して御朱印を押してくださったのですから
お礼として納められた方が気持ちが良いものです。
清い心でお参りするのが参拝の基本です。
■御朱印をいただけない場合もある?
寺社によっては、御朱印の授与をしていないところや
御朱印を書く人が住職しかいないなど
書き手が不在ですぐにはいただけないということもあります。
社務所があっても「御朱印はやっていません」という神社もあれば
社務所が閉まる5時以降に訪ねたり、社務所自体がないところもあります。
参拝する前に電話で確認しておくといいかもしれませんね。
しかし確認後でもどうしても、不在やお祓いなどで手が空かない時とかもありますし、
それはそれでご縁がなかったと思うしかないのです…( ノД`)
本当に残念で、なるべくこんな状態にならないように
出かける前に精査しておいた方がいいようですね。
御朱印帳(納経帳)の管理ですが神棚か仏壇、
なければ粗末にならない場所に保管するようにしてください。
■御朱印帳はどこで買えるの?
ノートや色紙などでもいただけるところがありますが
御朱印は御朱印帳がなくても、神社やお寺で用意されているところもあります。
また、和紙に書かれたものを頂いて、後で買った時に朱印帳に糊で貼り付けてもいいです。
でもやはり、御朱印帳を用意して参拝するのがいいでしょうね。
大型書店や文具店には御朱印帳コーナーがあります。
かわいいいものからお洒落なものまで色んなデザインがあります。
通販でも購入することが出来ます。
→ amazonで御朱印帳を見てみる
御朱印帳の種類は、大小2種類のサイズがありますが、
基本的にはどちらのサイズでも問題ないとされます。
一枚の紙が蛇腹(じゃばら)に折りたたまれたものと
和綴じのものがあります。
市販の御朱印帳には、洋紙を使ったものもありますが
紙は朱印がのりやすいもの、
墨で字を書くため、和紙のものを選んだ方がいいでしょう。
値段は1000円~2000円程度です。
社寺によっては、そこだけのオリジナルの御朱印帳もありますので
そこで買うこともできます。
なお、御朱印は何気なく集めるよりも、
願い事に合わせてペアで集めるとご利益も2倍になるんだそうです。
御朱印は神さまの分身なので大切に保管しましょう。
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まとめ
御朱印は年々愛好家が増え、御朱印求めて各地の神社仏閣は賑わっていますが
神札やお守りと同等の力を持つといわれています。
神社やお寺の参拝が終わった後に初穂料・納経料を納めて御朱印をいただきます。
御朱印帳は神社用、社寺用と分けて持つこともいいですし、同じ御朱印帳でも良いとされています。
願い事に合わせてペアで集めるとご利益も倍にアップ!
朱印帳を見て「あの日はここに居たのか」という記録にも記念にもなるので良いですね。