水にまつわる故事・諺を調べてみた!


涼し気な高千穂の滝
主人と些細なことでケンカすることがある。
ケンカのキッカケって本当に些細なものなのですが、言い合っているうちに過去のことまで口に出してしまい、「過去の事は水に流そう」とけじめをつけてたハズなのに… ( -_-; )
ケンカした時、ふっと頭をよぎったりするのは今でも許してないからなのだろうか。

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日本語は難しく
「許す」と「水に流す」は意味が似ているようでも違いがあるようです。

許す
・相手に非があり、こちら側が優位に立つ。
・相手が「許してほしい」という気持ちを持ってくれた時に初めて出来る行為

水に流す
・流した方だけが一方的に屈しただけで、二人の関係において、相手が常に強者(勝者)であり、水に流した方が弱者(敗者)という図が出来上がってしまう。
・もめ事に対してお互い様意識があり、同等の関係。

はたして私の場合はどっちだろう~?って冷静に考えた時、
結局、その時の状況次第で「許す」と「水に流す」がゴッチャの状態。

日本語ってビミョウですね(^○^)アハハ

ところで、私たちの体は60%が水でできていて、
毎日水分を補給しないと生きていけません。

水は人間にとっても植物や動物にとっても、何物にも代えられないほど大事なもの。
そんな「水」にまつわる慣用句・故事・諺を調べてみました。

 
・水に流す
(みずにながす)

水に流すという言葉は、身近な言葉として使われていますが、
神道の「水はすべてを清めてくれる」という信仰からきているもの。
争いやトラブルを水で清めて心のわだかまりやしこりを流すという発想のようです。

同じような言葉に「顔を洗って出直せ」という言い方も
水で清めるという意味が含まれています。

 

・水の泡となる
(みずのあわとなる)

今までの努力や苦労が、いっさい無駄になってしまうこと。
水の泡のように消えてしまう、という意味。

 

・水が合う、合わない
(みずがあう、あわない)

その土地の気候や風土が自分にあわないこと。
その土地の気候や風土が自分にあうこと
同じような趣旨に「水に慣れる」は、新しい土地や環境に慣れるということ。

 

・水と油
(みずとあぶら)

まったく異質なこと。性格や性質などが反対で、
お互いに気が合わなかったり、溶け合わないことのたとえ。
「水に油」「油に水」ともいう

 

・水をさす
(みずをさす)

うまくいっている間柄や物事を脇からじゃまする。「水をかける」ともいう。

 

・水を得た魚のよう
(みずをえたさかなのよう)

自分の力を発揮できる場を得て、生き生きと行動する様子。
また、今までしょんぼりしていた者が、能力を発揮する場を与えられて、生き生きするたとえ。

 

・水を打ったよう
(みずをうったよう)

その場にいる大勢の人々が静まりかえるさま。
「場内が水を打ったようになる」

 

・水もしたたるいい女(男)
(みずもしたたるいいおんな(おとこ))

生気ある男や女の、また美男美女の、つやつやとした、またみずみずしい美しさの形容をいう。

 

・血は水よりも濃い  ・
(ちはみずよりもこい)

他人より血のつながっている者の方が頼りになるということ。
または、血筋は争えないということ。血=親兄弟などの肉親の意

 

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・年寄りの冷や水
(としよりのひやみず)

老人に不相応な危ない行為や差し出がましい振る舞いをするのを、警告したり冷やかしたりしていう言葉。
江戸の水屋が売り歩いた「川の水」を飲んで調子を崩した老人が多かったからという説も。

 

・立て板に水
(たていたにみず)

立てかけた「板」に水をかけると、水は板をつたって下に流れ落ちる。
この水の流れにたとえて「すらすらと言葉が出ること」。

 

・寝耳に水
(ねみみにみず)

寝ている時に急に耳の中に水が入るように、突然の出来事や知らせに驚くことのたとえ。

 

・蛙の面に水  ・
(かえるのつらにみず)

蛙の顔に水を掛けてもまったく平気なことから、
どんなことをされても平気でいること。何をされても応(こた)えないこと。

 

・焼け石に水
(やけいしにみず)

あまりに少なくて、少しも役に立たないことのたとえ。
また、火で焼いた石に、少々の水をかけてもすぐには冷めないことから、
助けや努力などが、それをあたえるべきものに比べて少なすぎて、まったく効果が上がらないたとえ。

 

・水かけ論
(みずかけろん)

互いに自分の主張にこだわって論旨がかみあわず,際限なく続く議論のこと。
水かけとは水を引くことで、日照りが続き渇水状態にあるときに、農夫がお互いの田に水を引くためにお互いの理を通そうと延々と議論するのが由来とも。類語に押し問答(おしもんどう)がある。

 

・水も漏らさぬ
(みずももらさぬ)

そこから逃げたり、そこに入ってこないように、しっかり見はって少しのすきもない様子。
または、すきまなく敵をとり囲み、追い詰めること。また、警戒や防御などが厳重な様子のこと。

 

・上手の手から水が漏れる
(じょうずのてからみずがもれる)

どんな上手な人でも失敗することがあるというたとえ。
その道のじょうずと言われる人が、たまたま失敗したときに使う。

 

・河童の川流れ
(かっぱのかわながれ)

得意な事なのに、油断して失敗してしまう事。
どんな達人のような人であっても失敗する事があるという意味をいう。
類語に 弘法も筆の誤り、猿も木から落ちる、上手の手から水が漏る などがある。

 

・水清ければ魚棲まず
(みずきよければさかなすまず)

あまりに水がきれいだと、かえって魚が住まない、ということ。
また、人間もまじめで心がきれいすぎると、あまり人がよりつかないものだ、ということのたとえ。

 

・魚心あれば水心
(うおごころあればみずごころ )
  
相手が親しい気持ちをもっていれば、こちらもそれを受け入れる気持ちがある、ということのたとえ。
魚が住む水に好意を持てば、水の方もそれに答えてくれる、の意味。

 

・水くさい
(みずくさい)

料理で水分が多いと味が薄くなり、味気なくなります。
それを人間関係にも当てはめ、関係が希薄、よそよそしい、他人行儀、と言った意味に使われます。

 

・打ち水
(うちみず)

夏場に庭や道路など屋外に水を撒くことで昔からの日本の風習。
撒いた水が蒸発することで熱を奪い、それによりわずかではあるが気温を下げる効果がある。
また、打ち水には場を清める意味合いがあり、玄関先などへの打ち水は来客への心遣いのひとつでもあった。
茶道においては、三露として初水、中水、立水の露地の打ち水が季節とは関係なく行われます。

 

・水天一碧
(すいてんいっぺき)

晴れ渡った遠い海上などの、水の色と空の色とがひと続きになっているようす。

まとめ

水は人間にとっても植物や動物にとっても、何物にも代えられないほど大事なもの。
水道の蛇口をひねれば簡単に出てくる水。水があることによって私たちは便利で清潔で安心な暮らしができているのですから、
水道もない国のことを考えると、ほんとうにありがたいものです。水に関わる言葉はこのほかにもたくさんあるようで皆様も調べてみると面白いと思います。

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